アニメを聴く。
最近アニメを"聴いて"いる。
"観て"はいない。
絵はチラ見程度で耳で楽しんでいるという訳だ。
興味が薄いアニメでもストーリーは案外面白かったりするし、気がつかない内に昨今のアニメは台詞と効果音とBGMだけで楽しめるくらい音が充実していたのだ。
勿論細部まで観たい、味わいたいアニメは画面にかじりついて観る。
特にどんなアニメでも1話目はちゃんと観るようにしている。
それで目が必要でなければ目だけを使う作業中に眼前で流すという流れだ。
ちなみに現在試しにアニメを聴きながら書いてみているが、やはり文章を書きながらはダメだ。
文章を聴きながら文章を書くのは無理。マジ無理。どっちも疎かになる。
ちなみに現在聴いているアニメは『賢者の孫』『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』『えんどろ~!』『オカルト公務員』。試してみて目も必要だったのは『Re:ゼロから始める異世界生活』『ケムリクサ』『ひとりぼっちの○○生活』『RobiHachi』で、観る前から画面にかじりつくと決めて観ているのは『ゾンビランドサガ』『物語シリーズ』『さらざんまい』『世話やきキツネの仙狐さん』『ブギーポップは笑わない』である。
こう並べてみると絵の好みの他に"ラノベは耳で把握出来る"という事が解る。
逆に目も必要なのは"老舗スタジオ発信のアニメ"であるという事も解った。
目で観ていても取り零しそうになるネタやパロディがあちらこちらに散りばめられていたり、先々のフラグがこっそり隠れていたりするのだ。
こう比べてみるとアニメはゲームとは逆の進化をしているのだと実感する。
ゲームは簡略化やチュートリアルの充実で誰でも親しめる作品が広がったが、アニメは逆に視聴者と共に切磋琢磨して楽しむ"昔のゲーム風"になっている。
どちらも好きなサブカルオタクとしてはとても興味深い。
さて、そろそろ次の回が始まりそうだ。
文章は耳に特化するとしよう。